情報社会に次ぐ、高度な科学技術を活用した社会として「Society5.0」が内閣によって提唱されています。
現実社会のあらゆるデータがAIによって解析・管理されるなかで、私たちに求められているのは、何ができるかではなく、どう生きるか、どうあるかといったより根源的な問いを持ち続けることです。
予測不可能な社会のなかでは、確実な成功というのは掴みづらくなります。
成功というものが不確かなものである時代においては、自分自身でより良い生き方を評価していく力が必要です。
従って、学校現場においては、生徒一人一人の特性を伸ばすサポートをすることがより大切になります。キャリア教育などを通して、生き方としての進路を前向きに捉えられるよう、生徒の自己肯定感を育む関係性づくりが教員には求められているといえるでしょう。